はじめましての方、はじめまして。そうでない方、こんにちは。
『ファントムブレイカー：オムニア』開発プロデューサー兼ディレクター、サカリPです。

忙しさにかまけてジェシカさんにまで小話を書かせてしまい面目ないです。
しかも、いつの間にか発売もしておりました。
そうです！
とうとう『ファントムブレイカー：オムニア』が発売したのです！
皆さま、もうご購入していただけましたでしょうか。
まだの方はポチっと、ポチっちゃってください。

昨今、格闘ゲームやシューティングゲームは、
全盛期と比べて寂しいみたいなご意見をチラホラ拝見しますが、
様々なメーカーから同ジャンルのゲームがリリースされることで、
そのジャンルは活性化されます。
ゲームがリリースされるには、ぶっちゃけ売れればいいワケでして、
つまりゲーム業界がどう進むか、
そのゲームのジャンルがどうなるか、
それは結局のところ、ユーザーの皆さんと共にあると思うのです。
アレコレ議論を活発にするより、ゲームで遊びましょう！
さすれば道は開きます。（たぶん）
そして、遊ぶゲームのひとつに『オムニア』が選ばれることを願って止みません。

話は変わりまして、「マンガ」をご覧いただけましたでしょうか？
まだでしたら、ぜひこちらからご覧ください。
https://phantombreakeromnia.com/ja/manga/

……見ました？
最高じゃないですか？
すごくいいですよね？
いいと思います。
このマンガ、ひいてはファントムブレイカーの
ストーリーについてちょっとお話します。

『初代ファントムブレイカー』のストーリーは、
選んだキャラクターによってそれぞれ違う結末（マルチエンディング）へと進みます。
『ファントムブレイカー』は格闘ゲームですので、
そういう作りになっているのです。

『エクストラ』では、マルチエンディングではなく、
初代の美琴ストーリーの続きとして始まります。
以降はこのストーリーラインが
ファントムブレイカーの物語のベースとなって
進行していくことになります。
ですが、その最序盤、ソフィアたち新キャラクターが
顔を見せただけで『エクストラ』のストーリーモードは
終わってしまいます。
これは当時の開発期間的な事情がありまして、
ここまでしか作れなかったのです。

で、今回マンガ化されたのは、
その顔見せが終わり、あれこれ話が進んで、
（途中で美琴の叔父様が亡くなったりと悲しいことも起きます）
最終的にファントムと戦うことになった場面です。
つまり、本来『エクストラ』のストーリーモード
最終ステージとして実装されていたはずのシーンとなります。

『エクストラ』発売から9年ほど経ち、
形は違えど皆さまにお披露目できたのは大きな喜びです。
実は当時のシナリオからは一部改変されていますが、
（アーティたちの出番はもう少し先でした）
そのあたりのお話はまた次回にできればと思っています。

皆さまも読んだご感想があれば、
ぜひぜひお聞かせください。
反響が大きければこの続きも、
まだ語られていないサイドストーリーも
（旧日本が世界を支配している閑の世界のお話も知りたくないですか？）
そして、更に新しい展開も
どんどんお見せできると思います。
そう、『ファントムブレイカー』の世界も皆さんと共にあるのです。
引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。

それではごきげんよう。

“サカリPの小話！『ファントムブレイカー：オムニア』”では、裏話や実は…な話などを不定期にご紹介していきます。
次回の更新をお楽しみに！